会社のインターネット回線(光回線)の引き方
法人契約の注意点と工事の流れ
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会社の事務所に光回線を引くときは、会社名義の契約では、個人の契約と同じ保護のルールが使えないことと、借りている事務所では工事の前に家主や管理会社への確認が必要なことを知っておくと安心です。この記事では、申し込みから開通までの流れと注意点を、総務省のガイドラインやNTT東日本などの公式情報をもとにまとめました。
8日間の解除の対象外
契約前に条件をよく確認
工事の前に家主へ
配管や共用部分を使うことがある
工事なしのことも
転用・事業者変更での乗り換え
会社名義と個人名義で変わるルール
光回線などの契約には、電気通信事業法で利用者を守るルールがあります。ただし、会社(法人)が事業のために結ぶ契約は「法人契約」として、一部のルールの対象外です。
| ルール | 会社名義で事業用に契約 | 個人事業主が個人名義で契約(原則) |
|---|---|---|
| 契約前に、料金などの条件を説明してもらう | 対象外 | 対象 |
| 契約後に、契約内容の書面を受け取る | 対象外 | 対象 |
| 契約書面を受け取った日などから数えて8日を過ぎるまでは、相手の同意なしに契約を解除できる(初期契約解除) | 対象外 | 対象 |
| うその説明や、大事なことを言わない勧誘の禁止 | 対象 | 対象 |
| 苦情や問い合わせを、事業者が適切に早く処理する義務 | 対象 | 対象 |
出典:総務省「電気通信事業法の消費者保護ルールに関するガイドライン」(2026年5月改正)
申し込む前に確かめる3つ
① 事務所に光回線が来ているか
壁に光コンセントがあるかを確かめます。光コンセントがあれば、引き込み工事は終わっているので、事務所側の開通工事なしで使い始められることがあります(NTTの局内での切り替え工事はあります)。すでにフレッツ光や光コラボの回線を使っている場合は、乗り換え(転用・事業者変更)で工事がいらないことがあります。
② 借りている事務所なら家主・管理会社へ
工事では、建物の共用スペースでの作業や、建物の配管の利用、壁に直径約10mmの穴をあけることもあります。共用スペースの鍵の手配も必要なので、申し込む前に家主や管理会社に相談しましょう。
③ 固定IPアドレスやVPNが要るか
接続方式やプランによっては、固定IPアドレス・VPN・サーバーの公開が使えないことがあります。社外から会社のネットワークにつなぐ予定などがあれば、対応しているプランか事前に確認します。
出典:NTT東日本「開通までの流れ(フレッツ 光クロス/ネクスト オフィスタイプ)」「光コンセントの有無で光回線の工事方法が変わる!」、ビッグローブ「法人向けBIGLOBE光」
申し込みから開通までの流れ
- 申し込む
Webや電話で申し込みます。新しく回線を引く「新規」か、今の回線からの乗り換え(フレッツ光からの「転用」、ほかの光コラボからの「事業者変更」)かで、手続きと費用が変わります。 - 工事日を決める
工事日は申し込んだあとに、地域の工事の空き状況と希望を合わせて決まります。申し込みの前には決まりません。NTT東日本は、申し込みから開通まで1か月程度かかり、引っ越しシーズンなどは余裕をもって申し込むよう案内しています。 - 開通工事
電柱から光ケーブルを引き込み、室内に光コンセントを付けて、回線終端装置(ONU)をつなぎます。標準的な工事なら1時間ほどで、原則として立ち会いが必要です(契約者本人でなくてもかまいません)。乗り換えで工事がいらない場合は、この手順はありません。 - ルーターなどをつないで使い始める
ルーターの電源も必要なので、設置場所と電源タップを用意しておきます。
出典:NTT東日本「開通までの流れ」、ビッグローブ「法人向けBIGLOBE光」よくあるご質問
光回線の申し込み前チェッカー
※一般的な決まりをもとにした目安です。入力内容は保存・送信されません。
気をつけたいこと
契約期間と解約するときの費用
光回線には、契約期間が決まっていて、期間の途中で解約すると違約金がかかるものがあります。違約金がかからない月が決まっているものもあるので、申し込む前に確認しましょう。
土日の工事は追加料金のことも
土日・祝日に工事をすると、工事費に追加の料金がかかるサービスがあります。工事には原則として立ち会いが必要です(契約者本人でなくてもよく、設備によっては不要な場合もあります)。
光電話やビジネスフォンを使うなら
光回線の電話サービスで使える番号の数や、ビジネスフォン・PBXが使えるかは、サービスによって違います。会社の電話番号の選び方は「会社の電話番号はどうする?」で解説しています。
出典:ビッグローブ「法人向けBIGLOBE光」料金・定期利用期間と違約金について
光回線を申し込むなら
法人や個人事業主が申し込める光回線もあります。料金だけでなく、契約期間・違約金・工事費・固定IPアドレスへの対応を比べて選びましょう。
法人・個人事業主向けの光回線を申し込むなら(広告)
- ビッグローブ株式会社の、法人・個人事業主向けの光回線。1ギガと10ギガ(一部エリア)のプランがある
- 1ギガのファミリータイプ(一戸建て・オフィスビルなど)は月額5,180円(税別)。新規申し込みの特典で、開通翌月から12か月間は月額2,780円(税別)
- 新規の工事費は16,600円、屋内配線を新しく付ける場合は26,000円(税別・分割払いも可)。申込手数料は特典で0円
- 2年ごとに自動更新の定期利用期間があり、更新月とその翌月・翌々月以外に解約すると違約金(1ギガのファミリータイプは4,100円)がかかる
- 申し込みに登記簿謄本などの書類は不要(光電話の一部のサービスを除く)。固定IPアドレスのオプションは1ギガのみ
出典:ビッグローブ「法人向けBIGLOBE光」料金・定期利用期間と違約金について・お申し込み手続き(2026年10月21日確認)
よくある質問
自宅兼事務所で、個人事業主として契約する場合は?
申し込みに登記簿謄本は必要ですか?
工事にはどのくらい時間がかかりますか?
会社名義の契約で、契約後にトラブルになったら?
あわせて読みたい
参考にした公式情報
- 総務省「電気通信事業法の消費者保護ルールに関するガイドライン」(PDF・2026年5月改正)
- NTT東日本「開通までの流れ(フレッツ 光クロス/ネクスト オフィスタイプ)」
- NTT東日本「光コンセントの有無で光回線の工事方法が変わる!」
- ビッグローブ「法人向けBIGLOBE光」(料金、定期利用期間と違約金、お申し込み手続き)
※この記事は一般的な情報と、公式サイトの掲載情報(2026年10月21日確認)をまとめたものです。個別の条件は、各サービスの公式サイトや窓口でご確認ください。